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殺処分0を目指す啓発活動 [殺処分0を目指して〜プロジェクト ZERO]

現在、「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」では、賛同者の皆様と殺処分0を目指す啓発活動に取り組んでいます。

プロジェクトZERO」のページで述べましたように、自治体に収容される迷子の犬のうち、実に約2割しか、家に帰れていないという現状があります。

自治体で殺処分される犬をなくすためには、まずは、迷子になった犬が確実に家に帰れるように、自治体で登録されている台帳と照合できるための鑑札や注射済み票、もしくは迷子札など、身元が自治体職員・他人にもすぐにわかるようなものを、常に犬に身につけておくよう、飼い主に徹底することが重要課題になります。

※鑑札や注射済み票は、「狂犬病予防法」の第二十七条で、犬の登録の申請をせず、鑑札を犬に着けず、又は届出をしなかつた者は、二十万円以下の罰金に処する、と定められているのにも関わらず、この法律は遵守されれておらず、取り締まりもされる様子もなく、形骸化しています。

「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」の管理人は、「チーム プロジェクトZERO」(自治体での犬猫の殺処分0を目指す啓発チーム)のメンバーと共に、埼玉県下の13カ所の保健所に収容された犬について、毎日情報を記録しました。
次の写真を見てください。これが今年8月に埼玉県下の13カ所の保健所とさいたま市のセンター(川越はのぞく)に収容された犬たち全147頭のうち、画像がある128頭の写真です。

※クリックで拡大します。
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そして、この犬たちが、収容期限の前に自治体のネット公示ページから削除された(つまり、家に無事に帰れたことを示す)のは、たった26パーセントにすぎません。

残念ながら、やはり2007年度の統計(下記パネル参照)とたいした変化もなく、現在も収容された迷子犬のうち、約7〜8割は殺処分の運命である、と言えるでしょう。

もう1度、画像を見てください。首輪をしている犬もたくさんいます。・・・ですが、肝心の身元が分かるための鑑札や注射済み票、もしくは迷子札などがついていないので、お家に帰れないのです。そのため、ここに写っている犬たち128頭と画像のない19頭の中で、108頭は、もうこの世にいないと推察されるのです。(動物保護団体が引き出してくれて、命が助かった犬もいるかもしれませんが・・・)

繰り返しになりますが、自治体での殺処分を大幅に減らす確実な取り組みは、問題の大元である飼い主の義務・責任をしっかり果たさせる、鑑札や注射済み票、もしくは迷子札という、犬の飼い主が誰かすぐにわかるものを、常に犬に身につけておくよう徹底することなのです。

もう1つは、犬の飼い主に、迷子になった犬がどこに収容されるのかという知識を、確実に持ってもらうことです。収容施設の中で、ひたすら飼い主のお迎えを犬が待っていても、飼い主自身が、犬がどこにいるのか問い合わせる先さえ知らないのならば、むなしく3日が過ぎ、犬は殺処分されてしまうのです。

すべての犬の飼い主に、迷子動物の収容施設の連絡先を知ってもらうこと・・・。このことも、自治体で殺処分される犬をなくすため、徹底した周知が必要なのです。

そして、もう1つは、最悪の飼い主のせいで、殺処分になる運命の犬猫たちを救うためには、譲渡事業を大きく推進すること、不妊・去勢手術を飼い主に徹底すること、安易に飼育を始めさせず、終生飼養を徹底させることが重要です。


これらの観点から、このたび「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」の賛同者の皆様の出資により、埼玉県に的を絞った啓発活動を行うことにしました。(たまたま埼玉県の動物愛護週間のイベントに参加できることになったのがきっかけです)

まずは、啓発リーフレットを2種類作成しました。
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1つめは、「迷子にさせない・迷子にした時の問い合わせ場所の周知を目指すリーフレット」で、A4カラー両面印刷のものになります。上述したように、自治体での殺処分を減少させるため、迷子になった犬が確実に家に帰れるようにすることを目指して作成したものです。

※クリックで拡大します。
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このリーフレットでは、保健所やセンターに収容された犬の多さと、その返還率の低さを知ってもらうため、埼玉県のデータを入れて呼びかけました。実感がわいてもらえるように、実際に埼玉県で収容された犬の画像も掲載しています。そして、鑑札・注射済票・迷子札を愛犬・愛猫につけてあげることの飼い主の責任を訴えました。
もう片面には、もしも犬猫を迷子にしてしまった時の問い合わせ先の周知のため、埼玉県内の保健所・センターの連絡先を掲載しました。また、インターネットで検索できること、その方法なども掲載しました。


2つめは、『譲渡の推進を目指すリーフレット』です。やはりA4カラー両面印刷です。

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自治体からの譲渡を推進するため、埼玉県でも犬猫の譲渡事業を行っていることを周知し、「あなたが犬や猫を飼いたいと思った時、どうか思い出してください。あなたが差し伸べる手で救える「命」があることを・・・。」と訴えました。
その片面は、行政から収容犬猫を引き出し、譲渡活動を行っている動物保護団体について周知する内容にしました。ここでは、埼玉県で譲渡団体として認可されている3団体を紹介させていただきました。ちょうど、埼玉県内で起きた多頭飼育崩壊現場でのレスキューが始まった時期のため、その現場の犬たちの紹介もしています。

この2種類の啓発リーフレットは、埼玉県の動物愛護週間イベントで配布すると共に、埼玉県下の517件前後の動物病院に掲示のお願いをする予定です。


今回のプロジェクトに出資していただいた資金から、B2版の大きさでパネルも3枚作成しました。

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パネルは、「2007年度 収容された犬がお家に帰れた割合」と、「2007年度 飼い主が自治体に処分を依頼した犬の頭数」、「2007年度 自治体による犬猫殺処分数の実体」の3枚で、ALIVEさんの統計データをわかりやすく表現したものです。

これらのパネルは、埼玉県だけでなく、他県でも使える内容ですので、今後、同じ目標を掲げて活動されている方に、お貸しできるようにしたいと考えています。

そのため、パネルの上から色画用紙などで手書きのPOPを作って貼り、その地域に合わせた強調などで地元への意識を高めてもらえるようにしたら良いと考えています。

また、啓発リーフレットについては、今回作成したものを下敷きに、それぞれの都道府県の実情に合わせて作り替え、同じように啓発活動が展開できると良いなと思っています。

そして、10年で殺処分を半減する、などという環境省の「ヌルイ」目標ではなく、1日も早く殺処分のないドイツのような国に、日本もなって欲しいと思います。

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今回のプロジェクトに出資してくださった方は、以下の皆さんです。(敬称略) momo、美葉、はた、まゆ、cheese、とよかず、masami、ゆうゆう、シヨコ、いちごまま、ハンナ、ひか、わんにゃんの友、ぐーぐー、マム、ねこみち、ぺぱーみんと、アンジュ、ムーママ、ことぶき☆、ミーミー、動物守り隊、めちゃこ、MOW、うーちゃんママ、 ぐたび、光ママ、Keina、西園寺ミドリ、チョビパパ、secky、むと、いちごみるく、花子、ましまろ、sa-na、リリィ、EK、fairy、そしてkanakoの計41名


動物問題の悲劇を食い止める大元への啓発活動の重要性を理解し、出資してくれた方々、仲間に、心から感謝です!(*^_^*)今回も、一人ではできないけれど、同じ想いの人々の気持ちを結集し、元栓を閉める啓発活動の重要性を十二分にご理解してくださっている皆様のおかげで、できることが増えました(#^.^#)
一緒に、「できること」を増やしてくださる皆様に、改めて、お礼申し上げますm(__)m


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http://www.animalpolice.net


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